リングイネは、イタリア語で「小さな舌」を意味するロングパスタです。断面は楕円形で、短径1.5mm、長径3.2mm程度の平たい形状をしています。
農場レジーナデイシビッリーニは激しい温度変化と霜が多い土地で有名なマルケ州・モンテフォルティーノにあります。シビッリーニ山脈国立公園の山腹で厳しい気候のもと育った高品質な小麦のみを使用してパスタを生産しています。環境保全と健康を守るため化学薬品は一切使用していません。
海抜800m以上の公害がない土地で育ったセモリナ小麦で作られるパスタは、普通のセモリナ粉には無い小麦の甘く芳醇な香りがしっかりとします。ゆで上げると、更にその香りと味は強くなる特徴があります。
モンテフォルティーノの純粋な雪解け水、ブロンズダイス、そして低温長時間乾燥により、独特の「コシ」をパスタに与えパスタの表面の適度な粗さがパスタとソースの「絡み」をより良くしています。健康を意識する方や、小麦本来の味を大切にする方におすすめの逸品です。
La filosofia di Regina dei Sibillinii
レジーナ・デイ・シビッリーニの哲学は
綺麗な水や空気などの
山の恵み全てをパスタへと反映させるために、
心を込めて小麦を栽培し作り続けることにあります。
山間部は一般的に小麦が栽培される環境と比べると気候が悪く、頻繁な気温の変化や春には霜が頻繁に
降りることが特徴で、決して小麦栽培がしやすい環境とは言えません。手間と時間が格段に多くなり、日々細心の注意を払いながら栽培する必要があります。しかし、彼らはこの厳しい環境の中で育てられる小麦を使うからこそ、他にはないパスタを作り出すことができると信じています。
レジーナ・デイ・シビッリーニの土地では、10月末と遅い時期に種をまかれたデュラム小麦だけを栽培しています。11 月から3 月にかけて降る雪は種と土を覆い霜から守り、ゆっくりと種に水分を与えていきます。彼らが住む場所であり、常に愛し尊敬し続けているこの土地とのつながりが、レジーナ・デイ・シビッリーニがこの道を進む後押しをしてくれました。
彼らを取り巻く自然は、日々インスピレーションを与えてくれます。彼らはその自然に敬意をあらわす方法としてその味や香り、色を捉えようとすること以外にいい方法は他にないと考えています。彼らレジーナ・デイ・シビッリーニのロゴもモンテフォルティーノの頂上にある「シビッリーニの女王」と呼ばれるプリオラ山を模してデザインされました。山はすべての中心であり彼らのアイディアもこの山から生まれます。