ラウデミオは、サン・ミケーレ・ア・トッリ社が所有する75ヘクタールのオリーブ畑の中でも、最良の畑から収穫されたオリーブを使用。ラウデミオ協会の厳格な審査を通過した、最上級のオリーブオイルです。手摘みで収穫されたその日の夕方には搾油し、フィルターがけまで行われるため、オリーブの性質がそのまま製品に。最大の特徴はオレイン酸が0.15%ととても低く、1リットルあたり510mgのバイオフェノール、250mgのトコフェノールを含んでいること。オリーブの果実や草の香り、フルーティでバランスがとれたオイルは、最後に心地よい辛味が感じられます。
- 2020年 JOOP(ジャパンオリーブオイルプライズ) 金賞
◎ラウデミオとは
ラウデミオの元々の意味は、中世に小作人が領主に貢いでいた収穫物。現在は、トスカーナの厳選された生産者による、厳選された特別なオリーブオイルのブランドとして、22の生産者により協会が結成されています。検査機関と2つの試飲委員会で認められたオイルのみがラウデミオの名を与えられ、香水瓶のようなエレガントな専用ボトルに収められるのです。
La storia di San Michele a Torri
サン・ミケーレ・ア・トッリ社は、フィレンツェから南西15キロのペーザ渓谷、丘が連なる美しいトスカーナの田園風景の中にあります。現オーナーのパオロ・ノチェンティーニ氏は、「自然なものだけの使用と生物多様性へのリスペクト、それが人と環境のための農業の基盤である」とし、1993年という早い段階でオーガニック農法に転換しました。30年近く経った今もその情熱は変わらず、ワインやオリーブオイルのような昔ながらの生産品の他、近年はさらに畜産やその加工品、野菜、卵、ハチミツ、パンなどにも拡大し、こだわりの生産品を作り続けています。