トスカーナ地方キャンティのワイン畑へ【Viaggiamo Insieme! 08】
イタリア中部のシエナとフィレンツェの間に広がるキャンティ地区。この地域はかつてはトスカーナ大公国としてメディチ家の支配下にありました。
もちろんワインの産地として有名ですが、美しい丘陵地の風景はワイン好きでなくても訪れる価値は十分にあると思います。
私はシエナから半日ツアーに参加しキャンティのワイナリーを訪れ、数種類のワインやバルサミコ酢、オリーブオイルを試飲させていただきました。この田園風景と爽やかな風の中でいただくと格別に美味しく感じます。
キャンティクラシコ🍷は、キャンティよりも栽培地域が限定され、サンジョベーゼ種のブドウを最低80%使用、熟成期間は最低11ヶ月などの条件をクリアしたワインです。黒い雄鶏(gallo nero)のシンボルマークでも有名ですね。
イタリアの長閑で美しい自然や小さな街を訪れると、思い出深くとても素敵な一日を過ごせると思います。
文・写真/宇梶 由里子
1975年生まれ。大学卒業後、フランス家庭料理を学び、その後、旅行好きが高じてイタリア料理やタイ料理など様々な国の料理を身に付ける。フードアナリスト協会会員。2015年7月より母と共に自宅でイタリアン、フレンチの料理教室を開催している(現在会員制)。ホームページはこちらからどうぞ。